猫防災ローリングストック
災害時、ペットへの支援は残念ながら届きにくいのが現状です。
大切な家族を守るのは飼い主のあなた。しっかりと準備をしましょう。
まずは、フードのお話。
ペット防災、なぜ自助が必要?
災害以前にペットフードを十分に備蓄している自治体は、残念ながらほとんどないのではないでしょうか。
発災後はペット用品の業界団体様と自治体の災害本部間で、必要な物資の提供が行われますが、フードの関してはスタンダードなものが中心となるでしょう。
「この会社のフードは食べるけど、このフードはダメ」
「療法食ではないと、体調を崩してしまう」
など、食事に関しては様々な事情が発生しやすいものです。
食べなれないものを食べて体調を崩すと、ペット医療も麻痺している状況下ではより大変なことになる可能性もあります。
いつも食べなれているものをしっかりと備蓄してあげましょう。
ローリングストック法
いつも買うものを少し多めに買って、備蓄し、古いものから消費していく方法です。
これにより、備蓄忘れや備蓄フードの賞味期限切れを防ぎます。
保管の場所は涼しくフードが痛まない場所を選びましょう。
ペット用の備蓄水もお忘れなく!
大事なことをもう1つ。
ペット用の水も備蓄をしましょう。
避難所に水を持ち込む際は、トラブルを避けるため「ペット用」と分かるように書きましょう。
「人も物資がないときにペットに水をあげるのか」というトラブルが起こったこともあるそうです。
非常時、人の心が制御できずに普段では考えられないトラブルが起こります。
落ち着いて冷静に準備、行動しましょう。
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